10年以上前のPCが蘇る!軽量な日本語Linuxディストリビュータ、beanlinuxを入れてみたよ!

たかはしです。

本日のCoderDojoで長男が使うノートPCがないことに気づき、あわてて準備しています。自分用のノートPCはあるのですが、メンターとしてウロウロするためにはこれを渡すわけにいかず。

IMG 3517

こちら、EPSONダイレクトのNT550です。ワイド液晶に慣れていると画面が縦長に感じます。

2016年発売なので10年以上前の機種。CeleronM370(1.5GHz)、メモリ1GBくらいのスペックです。windowsXPのサポートが切れ、バッテリーも死に。おまけに液晶画面に横線が入ってしまったため、我が家で長らく埃をかぶっていました。

何度かLinux(RedHatとかDebianとか)を入れてみましたが、非paeなので新しいものが入らず。非pae用のものをインストールしても動作が重く、実用にはストレスが溜まる状態でした。

Webブラウザとオフライン版Scratchが動けばいい、と割り切って軽量Linuxを探した結果、linuxbeanを見つけました。

日本製のlinuxディストリビューションなので、言葉の壁でヤキモキする部分が軽減されています。

isoイメージをダウンロードし、CD-Rに焼いて、あとはインストールしたいPCでブートすればメニューが出てきます。このCDは、インストールせずそのままbeanlinuxが使えるLiveCDとしても、linuxbeanインストール用CDとしても使えます。

beanlinux立ち上げ後、アイコンからインストーラーが立ち上がらなかったりしましたが、画面にあるようにターミナルからコマンド直叩きで進みました。追加でパッケージ(アプリみたいなもの)を入れたい時も、専用ランチャーにあらかじめ厳選されたアプリが並んでいますので超楽チンです。

OperaではScratchのサイトに繋がらなかったので、Chromiumをインストールして解消しました(OpenSSLの問題かな)。

オフライン版Scratchを動かすために必要なAdobe AIRを入れる際、.binをどうやってインストールするかも手間取りました。chmodで実行権をつけて解消。KDE walletもしくはgnome keyringがないとメッセージが出たりしますので、keyringがインストールされている前提でシンボリックを張っています。

これで動くようになりました。とりあえず本日のCoderDojoには、息子はコレで臨みます。

CPUやメモリの割にもっさり感が残りますので、HDDのSSD化も今後の選択肢に入れときます。

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