たかはしです。
何でもできるツールは、やりたいことがないと何もできないツールだったりします。Scratchも同じで、使い方は理解したものの、ゲームをどう作っていいかわからず、作りたいものが見つからずに飽きてしまう子どもたちが一定数います。
この本を読むと、ゲーム作りとは何か、目的を持って物事に取り組むとはどういうことかの理解が進みます。
子どもに手にとってもらいやすい、「まんが入門シリーズ」から。はじめてのプログラミングを紹介します。
イギリスからやってきた転校生が持ちこんだ「Scratch」によるプログラミング。自分たちでゲームを作れると聞いて大喜び。チーム「けやき坂クリエイターズ」を結成し、実際にゲームを作っていきます。Scratchの解説をはじめ、ゲーム作りの役割分担、ネットリテラシーについても触れられています。
ちなみにこの本を執筆している橋爪香織さんはCoderDojoさいたま代表です。さすが、子どもがどういうところに興味を持つのか、こころの動きがよく表現されています。男の子の気持ちがよくわからない!と嘆くお母さんへ。もしかするとこの本で何かヒントが掴めるかもしれません。