【Scratch】できるキッズ 子どもと学ぶスクラッチプログラミング入門

たかはしです。

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インプレスのできるシリーズから、子ども向けのプログラミング入門本です。

できるシリーズといえば、パソコンの入門書で一世風靡しましたね。写真をふんだんに使い、操作ワンアクションごとに説明があるのでわかりやすいと評判です。

できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch プログラミング入門

こちらは子ども向けシリーズの「できるキッズ」。子どもに大人気のScratchを題材としています。

Scratchのてほどきからはじまり、音を鳴らす、コースに沿って自動で走る車をつくる、迷路ゲームを作る、もぐらたたきをつくる、などなど、色々なジャンルに渡った作例があります。

ひとつひとつの操作が画面キャプチャとともに掲載されているので、迷うことなくチュートリアルを進めることができるのができるシリーズの特徴です。

一方、手順を進めることに気がむいてしまい、内容を理解するのが後回しになってしまうことがあります。そういう場合は繰り返しやってみたり、章の最後にある練習問題にチャレンジして理解度を確認してみると良いです。

一度チュートリアルどおりに作品を作ったら、今度はできるだけ本を見ずにイチから作ってみるとよいでしょう。違うスプライトを使う、ちょっとアレンジを加えてみるなどしてオリジナリティを出していくと作品は成長していきます。

学ぶ、という言葉は「まねぶ」から来ています。真似をし、それを自分のものにしていく過程が「学ぶ」なんですね。

私的には、最終章のブロックくずしが面白かったです。ループを使って初期ブロックを配置する、という考え方が習得できます。今後の発展形として、各ステージのブロック配置を文字列で表現できます。つまり、背景を追加していかなくても、リストに文字列を足していけばステージがどんどん増やせるようになるわけです。これができれば、クラウド上にステージデータを置き、作成したステージをユーザ間で共有できるようになりますね。

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