ロボット掃除機の正しい選び方

たかはしです。

ロボット掃除機、いいなと思っていても価格帯も様々で選びきれないことから二の足を踏んでいる方も多いです。そこで、どういう観点でロボット掃除機を選べば良いかを一緒に考えてみましょう。

我が家でも購入しましたが、自動で掃除をしてくれるロボット掃除機に大人も子供もメロメロです。

マンション、平屋ならハイエンド品がオススメ

ロボット掃除機は段差を越えられません。また、階段の昇り降りもできません。そこで、バリアフリーで一続きになっているエリアが広ければ広いほどロボット掃除機は効果を発揮します。

マンション住まいでオールバリアフリーであったり、平屋住まいのため階段がない、等であれば、フロア掃除を完全にお任せするつもりでハイエンド品を購入することをオススメします。

IRobot社のルンバが良いです。ハイエンドな製品になるほど、カメラで天井の形状を把握しながらムラなく掃除してくれたりしますので、同じバッテリー持続時間であっても掃除の効率がアップします。

Roomba900シリーズはiAdapt2.0ビジュアルローカリゼーションを搭載しています。Roomba800シリーズ、Roomba600シリーズも吸い込み能力が高かったり、汚れ度合いに応じて掃除方法を変えたりできます。

基本的にはiRobot社のルンバ一択ですが、どうしても国産がよい、トップシェアは嫌だという方は、パナソニックのオニギリ型ロボット、ルーロがおすすめです。

ロボット掃除機導入にあわせて家具類を見直すのも良いでしょう。導入効果を最大限に発揮できるパターンですので、できるだけ高性能なものを買いましょう。

ロボット掃除機の活躍範囲が限られるならミドルエンド品を

フロアの形状や荷物の状態から、ロボット掃除機にお任せする範囲が限られる場合があります。例えば我が家は二階建ての戸建なので、少なくとも1台のロボット掃除機で全てを賄うことは不可能です。部屋をつなぐ廊下も長いので、二階全体をお任せすることも難しそう。

そこで、主寝室+ウォークインクローゼットあたりを活躍範囲と設定することにしました。衣類や寝具があるとホコリが出やすいですし、毎日念入りに掃除をするのも大変です。ベッド下のホコリを毎日自動で掃除してくれたら、どれだけ清々しい気持ちで寝られるか想像してみてください。

この場合、ロボット掃除機のバッテリー持続時間の範囲で掃除が完了すればよいため、少々ロボットがおバカでも許せることになります。ただし、タイマーで動いて欲しいし、バッテリーが少なくなってきたら自動で充電ステーションに戻って欲しいです。

そうすると価格帯が2〜3万円くらいのミドルエンド品がターゲットになります。

モバイルバッテリーで有名なAnker社のeufy RoboVac11など。こちらは中国iLIFE社のOEM製品ですが、値段も大差ないので製品保証がしっかりしているAnkerがおすすめです。

動いている様子を見ていると同じところをグルグルしたりして決して効率は良くなさそうですが、導入前であれば月に何度か掃除できなかったエリアです。毎日こまめにやってくれると思えば一気に愛おしく感じます。

オススメしない、ローエンド製品

ローエンド品は、1万円を切るくらいで買えるロボット掃除機です。電源を入れるとランダムに走り回り、手動で止めるかバッテリーが切れるまで走り続けます。吸い込み機能がついたミニ四駆みたいなもんですね。

お試しで買ってみようかと思いましたが、ヒトがみている中で掃除をさせると効率の悪さばかりに目が行くものです。回収するのが面倒になって電源ONすらしなくなる状況が目に浮かびました。やはり、ロボット掃除機はタイマーで始動し、バッテリー切れを感知したら自動で給電するものが良いです。

ちなみに吸い込み能力がないためクイックルワイパーをつけましょう、的な製品も多いです。水拭きしてくれるならそれはそれでありがたいのですが。

目的に合った買い方をしよう

今回はロボット掃除機を例に挙げて、ロボット掃除機の選び方を価格帯別に整理してみました。広いリビングには高級ロボット掃除機が合いそうですね。

子供たちが何か買い物をするときにも、十分考えて決める習慣をつけてもらいたいもの。親の考える過程を見せてあげ、いい手本になりましょう。

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