7つの習慣を活用して、子供自身にタイムスケジュールを立てさせてみる

たかはしです。

お子さんいらしゃるみなさま、

「もう行く時間なのに一向に出かける用意しない」

「宿題をギリギリまでやらなくて困っている」

こんなお困りごとはないでしょうか。

なぜできないか?

それは、大人が自然と身につけている「タイムマネジメント」の感覚が、まだ子供に身についていないからです。タイムマネジメント力、つまり段取り力ですね。いつまでにこれをやりたい、だから先にこれをやっておこう。そういう先手先手の取り組みが自発的にできる人間になってほしいものです。

これは生まれ持ってのものではなく、タイムマネジメントを意識して生活することで身についていきます。いつまでも親が「早くしなさい!」と言っていても、なかなか身につかないものです。

「7つの習慣」を子供向けに応用してみる

7つの習慣とは、スティーブン・R・コヴィーの著作です。社会人になって研修を受けたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私なりの解釈では、自分の人生は自分がコントロールできることを知り、日々の生活、タスクを「自分にとって糧となることか」の観点で能動的に取捨選択していく生き方のことです。自己実現(なりたい自分になること)に向けて、日々の一歩一歩を着実にあゆむための素晴らしい考え方です。

7つ全て伝えるのは難しいので、子供たちには形から入ってもらいました。

マグネットが貼れるホワイトボード(100均)に、油性ペンで時間割を書きます。ここに、今日の生活時間割を自分で入れてもらいます。子供の頃に円グラフで描かされたこと、ありませんでしたか?私にとって、アレは画に描いた餅でしかなかったです。それを、「マグネットで自由に動かせるようにする」「いつでも目に入るところにおいておく」ことで習慣化しようという試みです。

左上には7つの習慣のひとつ、「最優先事項を優先する」を意識して、緊急/重要の4象限を描いて説明してみましたが、うちの子にはまだ早かったみたいです。

ちなみに、黄色マグネットは「すいみん」「ごはん」「おふろ」など、生活関連の枠。青色は、「がっこう」「からて(習い事)」「宿題」など、その日にやらなければならない学習枠。白色が、「おやつ」「カタン」「プログラミング」「ゲーム」など、自分がやりたいことで埋める枠です。

ポイントは、マグネットのサイズをあらかじめ決めてあること。最短30分枠から作っており、「おふろ」「はみがき」など、30分掛からないであろう枠は、やることやったら自由時間です。

下校後にまっさきにこの予定表を立てさせることで、当日のスケジュールを頭の中にインプットさせる作戦です。親の立場からしても、「宿題はいつやるのかしら」とイライラしながら子供達を眺める必要がなくなります。宿題をいつやるか、どの順序でやるかは子供自身に決めさせます。立てたスケジュールを柔軟に組み替えるのもOKですが、単に先延ばししているだけなら「先にやっちゃった方が楽だよ」とアドバイスをいれるようにします。

また、あえて「カタン(2.5h)」というボードゲームの枠を作っています。子供たちとやると展開が遅いので2時間以上掛かってしまい、寝る時間が遅くなることが度々ありました。そこで、カタンがやりたいならきちんと時間を確保しようね、ということで大きめの枠の象徴として用意しました。

限られた時間枠の中に物を詰め込んでいくとき、大きくて重要なものから先に詰めないと、あとから入れようとしても入らない。そんな感覚を体感してもらいたいと思っています。瓶の中に石を入れる、砂利を入れる、砂を入れる、水を入れる。こんな話がありましたよね。入れる順序を間違うと入らないんです。

しばらくトライしてみた結果

私が声かけできない平日は、スケジュールを立てていないようです。帰宅後、子供達が起きていたらスケジュールを立てているか、寝るまでにやることは計画が立てられているかを確認するようにしています。それでも、小4の長男は「やりたいことばかりで頭がいっぱいになる」タイプなので、スケジュールを立てるのが苦手なようです。立てても白紙だらけで、そこに自分がやりたい「プログラミング」などの、緊急ではないが重要な枠をなかなか入れようとしません。ゲームの枠を埋めるのは早いんですけどね。

どうやら、空白枠にしておくことでマインクラフトの攻略本を読んだりと自分の好きなことに時間を使いたいようです。それはそれでよいのだけど、あまりに無計画な時間が長いようだと指摘するようにしています。

小4の長男よりも、小1の次男の方が素直に予定表を立てられるようになってきました。

「おにいちゃん、先に宿題やって!(=ゲームは兄弟一緒の時間でやることになっている)」など、弟の方が段取り力を鍛える経験をしてきているからかもしれません。とはいえ、緊急ではないが重要な枠、をコツコツと入れるところまでスイッチが入っていないようです。将棋でも、英語でも、自分がやってみたい、やりたいと言っていることを枠に入れていけばいいんですけどねー。

続けてみることに価値があります

長男の二分の一成人式も終わり、小さな子供ではなく、一人の青年として彼と接するよう心がけています。以前よりも厳しい、冷たいシーンは増えたかもしれませんが、自由と責任を理解し、自分の力で夢を実現できる力を身につけてもらいたいからです。

子供自身にもそう伝えていますが、うまくいくかどうかはまだわかりません。

子供用の「まんが版7つの習慣」とかで、全体を理解してもらった方が良いのかも。いろいろなアプローチを試みていきます。