たかはしです。
時々子供たちと将棋を打ちますが、一向に上手くなりません。
多分、一局が長すぎるんです。集中力が続きません。また、未だに金と銀の駒の動かし方が怪しいです。
そこで、5*6マスでのミニ将棋をすることにしました。
王、金銀、歩だけのシンプルな対局です。初めは一歩ずつしか動けない地味さが気になりましたが、やってみればすごく面白いです。
- 近接スタートなので展開が早い
- 一局が早いので何試合もできる
- 金銀の動きを繰り返しマスターできる
- 金銀を「あげていく」感覚が養われる
- 盤面が狭く駒も限られるので、詰みの感覚がわかりやすい
- 詰めろと必死の練習になる
- 無駄な一手が減る
- 駒が少ないので感想戦しやすい
- 相手の戦法を真似やすい
特に、詰みの一手の黄金パターンを身につけるのに良いですね。
裸になった王の前に、他の駒が効いた金を打てば詰み。このパターンを幾度もなくやってみることで、金の大切さや、相手の持ち駒をチェックする習慣がつきます。
歩で誘い出して相手の陣を崩していくとか、タコ殴りの白兵戦にも価値があることが分かったり。
特に手加減せず、ボコボコにした結果、次男は泣いて拗ねてしまいました。長男は何度も「参りました」と言わされるうちに、こちらの戦法を理解して相手が嫌がる手を打つことを覚えたようです。
無意味な手を延々と打ち続ける将棋遊びから、一歩先に出る瞬間です。
ルールをシンプルにして、コアの部分を理解するためにはミニ将棋はめちゃめちゃオススメです。どうぶつ将棋よりもミニ将棋の方が面白いですよ。