2045年のシンギュラリティ到達に向けて子供をどう育てるか

たかはしです。

皆さんは2045年に訪れるというシンギュラリティについて、みなさまどうお考えでしょうか。

ちなみに、シンギュラリティとは、人工知能が高度に発達し自由意志を持つことで、人工知能が爆発的に成長し、人類が計り知れない文明に到達することを指しています。

その頃には今の仕事がAIにとって変わる、つまり人間のすることがなくなるのではないかと言われています。

そんな時代に大人になる今の子供世代は、一体どのような力を持っておくと良いのでしょうか。

そのヒントにするべく、人工知能に置き換わる労働を知っておきましょう。単純労働と言うよりも、人間の判断が必要になるような労働が人工知能に置き換わる可能性が高いと言われています。産業革命で工場労働者が職にあぶれたように、現在ホワイトカラーと呼ばれる事務職、営業職、システムエンジニアなど、他人とコミニケーションをとりながら仕事をしている人たちの仕事が人工知能に置き換わると考えられます。

また、医療など高度な情報判断が必要な業務についても人工知能の方が優れた分析ができる可能性が高いと言われています。例えば、レントゲンで画像診断をするにしても、人間の目では見落としてしまうものについても、人工知能は高い確率で検知できるようになります。

人と人のコミニュケーションが必要な仕事についてはそのまま残るのではないかとも言われています。しかし、機械に置き換えられない工場作業が未だ人手でなされているのと同じであり、導入コストが人の方が安いから人工知能よりも人手を使う話です。そこを目指して努力すべきかどうかはちょっと考えた方が良いでしょうね。

こんな話もあります。人工知能が工業や農業漁業を効率的に実施できるようになるため、人類は食べることについては特に苦労しなくなるとも言われています。そのため、政府はベーシックインカムと言う国民に対して共通報酬を導入するようになります。つまり、働かなくても生きていける世の中になります。

これまでの受験勉強が、良い会社に入るために良い大学に入る。良い大学に入るために、良い高校、良い中学、良い小学校に入る。という、主に学歴を形成するためのものだったとすると、おそらくシンギュラリティーを迎える2045年頃には全く意味のない努力になってしまうでしょう。

私が考えるこれからの時代に役立つ子供の育て方は、知識詰め込み型教育ではなく、興味のあることに対してしっかりと深堀のできる、努力のできるようにすることだと考えています。人間ならではの問題解決力、創造性を発揮できる大人を目指して。

子供たちには、プログラミングを始め、興味を持ちそうな面白そうな種にたくさん触れさせています。その中で、1つでも2つでも子供たちが目をキラキラさせながら生き生きと取り組めるものが出てくれば良いなと考えています。

実は、ただ与えるだけではなかなかうまくいきません。

PDCAの回し方、目標設定の仕方など、大人になってから学んだ物事の進め方を、早い段階で子供たちに体験し体得してもらうこと。そして、日常生活の中、学校生活の中、自分がやりたいことに対して効率よくコツコツと頑張るための土台にすること。

これこそが私の考える、シンギュラリティの時代を楽しく生き抜くための教育です。

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