たかはしです。
子供にプログラミングを教えていると、Scratch初歩の手ほどきをしてから「次!」に何をするか悩むことが多いです。基本的には子供の自主性に合わせて、数ある書籍のなかから興味を引いたものを選んで見ながら作ってもらいます。いわゆる、”写経”をするのですが、参考書に載っているサンプルプログラムのレベル感がまちまちで、子供のスキルに見合わないことも多かったりします。
もっと段階を経ながら、ミニマルなチュートリアルはないものかと探していたら、日経BPからScratchチュートリアルカードが発売されました。
税込3240円で若干お高めではありますが、丈夫なカードで作られたカードが82枚入っており、11個のテーマを順を追いながら進めることができるようになっています。
スプライトや背景も基本的にScratchに内蔵されているものを使っているため、キャラクタや背景画像を探して気持ちがそれてしまうこともありません。コーディングの中身に集中できます。
さらに使い勝手を良くするために、右肩にパンチ穴を開けてリングを通せるようにしました。これで各チュートリアルがバラバラにならずに済みます。箱にしまうときはリングを外せばOKです。最初から穴開けといてくれたらいいのにー。
仕上がりがこんな感じです。ひとつのチュートリアルを活用し、背景やキャラクタを変えることでゲームの世界観を変えることができます。似たようなプログラムを数多く作り、経験を積み上げていくことで子供達のレベルが上がっていきます。
応用的な使い方として、カードをシャッフルして複数枚ひき、カードに書かれた内容を元にゲームを作るという「お題メーカー」にも。