たかはしです。
3年前に買った妖怪ウォッチドンジャラ。
子供達も成長し、ようやく遊べるようになってきました。
ドンジャラとは?
まず、マージャンのルールを簡単にした「ポンジャン」というゲームが考案されます。数字をなくし、色と絵柄(飛行機、船、車)の組み合わせで役を作るもので、子供から高齢者まで楽しめるとブームになりました。牌をドラえもんやポケモンなどのキャラクターにしてより親しみやすくしたものがドンジャラです。
マージャンに似ているという理由でドンジャラに難色を示す方もいらっしゃることでしょうから、ドンジャラの良いところを紹介しておきます。
ほどよく頭を使う知的ゲームです
役というのは牌の組み合わせで、同色3つの組み合わせを一組として3セット作ればあがりです。手元にある8枚の牌をみながら、山から牌を引き、不要な牌を1枚捨てながらゲームを進めていきます。
どれを残せばあがりに近づくかを考えながらプレイするので、それなりに頭を使います。また、ドンジャラ特有の役が色々あり、それを覚えておくのも点数アップの秘訣です。
ドキドキするゲームです
テンパイ(あとひとつで役が揃う状態)になったらリーチします。リーチなしのあがりは許されていません。リーチしたら、他のプレイヤーの捨て牌も確認しながら「ドンジャラ!」と言うチャンスを狙います。
逆に他のプレイヤーがリーチすると、自分が捨てる牌にも気を遣います。捨て牌から相手の役を想像したりもします。
このドキドキ、緊張感が面白いゲームです。
計算が速くなるゲームです
あがると、役の点数分もらえますが他のプレーヤで割り勘します。3人打ちの場合、100点の役であれば50点ずつもらいます。
また、端数があれば切り上げますので、150点の役であれば80点(75点の端数切り上げ)ずつもらいます。
こういう簡単な割り算がとにかく早くなります。
手先が器用になるゲームです
誰かがあがったら牌を全て崩し、まぜ、全て裏返しにして10個*2段に積み直します。
ここで、マージャンっぽく、10個*1段のかたまりをまとめてえいっと乗せて積み上げたりできるようにしましょう。コツは両小指を両端にかけ、内側に軽く力を加えながら残りの指で持ち上げることです。
また、軽くて小さな牌、崩れやすい牌を崩さないように扱う繊細さも身につきます。
手先が器用になるゲームです。マージャンはボケ防止にいいっていいますからね。同じ要領です。
集中力がつくゲームです
ポンジャンは場から牌をとって手牌を組み替えていくゲームです。テンポが遅いとゲームとして面白くなくなります。
自分の番になったら素早く山から牌をとり、不要な牌を捨てます。
慣れるまでは、役が書かれているカードをじっくり眺めたり、手牌をみながらじーっと考えたりしたくなるものですが、考えても良い手にはなりません。
とにかく手際よく、テンポよくゲームすることを覚えてもらいます。ゲームの流れに集中しているので、他のことを考えている暇がなくなり、結果として集中してポンジャンを楽しむことができるようになります。
時間をたっぷりと使えるゲームです
親が2周すれば終了(いわゆる半荘ですね)です。プレイヤーの手際にもよりますが、1時間くらいはあっという間に経ちます。
テレビやゲーム機で時間を過ごすのを一休みして、家族で顔を突き合わせて同じテーブルゲームに興じるのも教育上オススメです。
子供のクリスマスプレゼントに用意し、年末年始の家族団欒をポンジャンで過ごす、というのもいいですね。私が子供の頃はそういうお正月だった気がしますが、三が日に営業しているお店も増えましたし、ゲーム機の普及から、いつもと変わらない年末年始を過ごしてしまうことが多くなりました。
今年の年末年始は久しぶりにテーブルゲームをたっぷり楽しみたいと思いまーす。
ちなみに、こうやって色々なゲームの「面白さ」に触れることが、Scratchでのゲームづくりにも活きてきます。遊んだことがなく面白さがわからないジャンルのゲームは作れないですからね。同じくカードゲームもオススメです。